お客様~挨拶
聞こえていますか?
おはようございます!
そう声をかけても、相手は無表情のまま通り過ぎる。
路線バス運転士をしていた頃、こんなことは日常茶飯事でした。
まるで…
そこに自分がいないかのように…

相手はお客様。だから、挨拶を返されなくても気にならなかったし、むしろ、無視されるのが普通くらいに思っていたました。
でも、だからといって、挨拶をやめようとは思わなかったんですよね。
職場でのモヤモヤ
でも、職場 ではどうだろう?
同じ職場で働く人たち。毎日顔を合わせるのに、挨拶をしても返ってこない人がいる。

え? なんで?
何かしたかな?
嫌われてる?
そんなふうに気にし始めると、だんだん挨拶をするのが億劫になっていきました。
もしかして、見下されてる?
私は夢を叶える時間を得るために、路線バス運転士を辞め、短時間のパートとして働くことになります。
挨拶をすると、完全無視そこで、ふと気づく。
あれ? もしかして、見下されてる?

それは、そうなのかもしれない。いい年をした男が、短時間のパート勤務。
私にも、少しはプライドが残っていたのかもしれません。だからこそ、モヤモヤしたのかな。
自分が挨拶したいから
でも、そんな中でも、気持ちのいい挨拶を返してくれる人もいるし、立場なんて関係なく、ただ自然に挨拶が交わされる瞬間もありました。その瞬間、ふと思いました。

挨拶って…
返してもらうためにするもの?
路線バス運転士だった頃のように、返されなくても「自分がしたいからする」それだけでいいのかもしれないな。
義務感で「挨拶しなきゃ」と思うと苦しくなるけれど、ただ自分の心地よさのために、自然と口をついて出るものなら、それでいいのかも。
そう思ったら、無視されてもモヤモヤしなくなっていきました。
無表情のまま返された小さな
…おはよう
ある日、いつものように挨拶をすると…
無表情のまま小さ声でな…おはよう
見下されているからと、私が変なプライドで挨拶をやめてしまったら?
もしかしたら、相手も何かのプライドを手放したのかもしれません。
結局、相手を変えようとする必要はなかったし、私は、ただ自分がしたいから挨拶をする。
それでも、返してくれない人はたくさんいます。
でも、それでいいのかな。これからも自分のために挨拶をしていきます…
備楽旅おすすめ・インド(デリー)

インドの首都、デリーは、かつてムガル帝国の都として栄え、今もなお、歴史の重みを感じさせる街。
世界遺産のラールキラー(レッドフォート)
72mのミナレット(塔)がそびえるクトゥブミナール、
人が多い国だからこそ、価値観の違いに出会うことも、きっと多いはず。
他人の反応を気にするのではなく、「私はどうしたいのか」それだけを大切にしていけばいい。
そんなシンプルなことを思い出す街のような気がします。

忘れかけていた私を思い出す
日々のしがらみや役割に追われ、本当の自分を見失いそうなとき。
あなたの中にすでに備わっている力を引き出すヒントをお届けします。
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