社会人になってから時間に追われる生活を、長い間続けてきました。
その中で、一番多くの時間を費やしたのが、路線バスの運転士という仕事。
1分でも遅れれば、「申し訳ない」と謝り、分刻みのダイヤに合わせて走り続ける毎日。
そんな時間に振り回される毎日も、現実は中々抜け出せませんでしたが、ついに卒業しました。
じゃあ今は?
追われる時間から
入れ替わる時間へ
やりたいことがあって、目指している道もある。
それに向かって過ごす今の時間は…
心は満たされている…
けど
このままでいいのかな…

まだすべてが“形”になっているわけではなく、充実と戸惑い…
相反する感情が、入れ替わるように訪れる時間が続いています。
心地よい時間って…
そんなとき、ふと思い出すのが、時間に追われながらも、意識して作っていた自分だけの心地よい時間。
ひとり電車に乗って、知らない街を歩く、朝が早くても、まったく苦じゃなかったな。

行かなきゃ…
じゃなくて
行ってみたい
私にとっての心地よい時間は、旅でした。
みなさんにとっては?
心地よい時間の記憶が…
今は、以前のように旅に出る時間や、支出も減らしています。
なぜなら…
収入よりも….
“時間”を選んだから…

でも、それで“心地よい時間”がなくなったわけではありません。
あの頃、時間に追われていた日々の中でこそ、私は、“心地よい時間”を意識して作っていたから。
あの感覚は、ちゃんと私の中に残っていて、たとえ旅に出られなくても、いつでも思い出せます。
現実を大きく変えるのが難しいときこそ…
現実を大きく変えるのが
難しいときこそ
ほんの少し、“自分にとって心地よい時間”を意識してみませんか?
これから先、いろいろな場面で…
心地よい時間を味わえるようになりますよ。
備楽旅おすすめ・グリニッジ天文台

イギリス・ロンドン郊外にあるグリニッジ天文台は、地球上の時差の基準点。
「本初子午線」が、建物の床をまっすぐ横切っています。
時間に追われていたあの頃…
意識してつくっていた“心地よい時間”は、自分だけの時差だったのかもしれません。
その感覚は、今もふとした瞬間に、思い出すことができます。

忘れかけていた私を思い出す
日々のしがらみや役割に追われ、本当の自分を見失いそうなとき。
あなたの中にすでに備わっている力を引き出すヒントをお届けします。
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