みなさんが、これまで抱えてきた悩みを、心から打ち明けられる相手は、どのような人でしょうか?
同じ悩みを
抱えてきた人じゃないかな~

狭い人間関係で共感を求めたはずが
私の悩みは、他人の目を気にしすぎるあまり、自分の思いや趣味さえも言い出せず、本当の自分を表現できないことでした。
かつての私は、「同じ悩みを持つ人に出会えたら、その人と共感し合い、心を許せる関係になれるのではないか」と考えていました。

同じ悩みを抱える人じゃないと—
本当の自分を否定されるかも—
他人の目を気にする性格のため、幼なじみや職場関係といった、限られた人間関係の中で、そうした出会いを求めるようになっていました。
限られた人間関係の中で、同じ悩みを抱える人と出会うこともありました。しかし、お互いが偽りの自分を演じていると、心を通わせるのは難しくなります。
似ているからこそ嫌悪感を抱くこともある
それどころか、自分と似た特徴を持つ人に対して、嫌悪感を抱いてしまうことすらありました
この感情が
「同族嫌悪」という心理現象です

私も、相手を見ながら自分自身の欠点を鏡で見ているような感覚に陥り、まるで自分を否定しているように感じていました。
そんな状況から抜け出すきっかけとなったのは、とあるコミュニティーに参加したことでした。
同じ悩みは、信頼関係の先に見えてくる
最初は趣味や軽い話題など、小さな情報をお互いに出し合いながら、何度か参加を重ねるうちに、波長が合う人が現れ信頼関係も徐々に築かれていきます。

信頼関係が築かれると—
お互いにもっと
深い話をするように
意外なことに
相手も同じ悩みを抱えていた—
信頼関係が築けていると、相手の背景も理解しやすくなり、たとえ自分と似た性質を持つ人であっても、同族嫌悪の感情が湧くことはありませんでした。
むしろ、同族嫌悪を感じるような相手の行動は、自分自身の改善ポイントだと意識することで、お互いより良い人間関係を築くヒントに変わっていきます。
自分を理解してくれる人がいるという事実
コミュニティーは、利害関係がないからこそ、お互いが本当の自分を出しやすく、自分らしく振る舞える経験を重ねることができます。
やがて、不思議と職場や身近な人たちに対しても、本来の自分を出すことへの抵抗感が少しずつ減っていきました。
例え月1回しか会わなくても—
オンラインだけの交流でも—
自分を理解してくれる人がいる事実—

その事実が自信になり、自分に対する信頼感が生まれ、職場や身内といった閉じた環境でも、他人の目や否定されることへの恐怖心が少しずつ薄れていったようです。
備楽旅おすすめ・台湾・九份

台湾の東に位置する九份(きゅうふん)階段と坂道が多い迷路のような細い路地を行くノスタルジックな街!
コミュニティーでの出会いも、どこかこの九份に似ています。
初めは不安でも、少しずつ心地よさを感じられるようになり、自分の居場所が見つかっていく。
たとえ迷いながらでも、自分らしくいられる場を探していくことの大切さを、九份の街並みが教えてくれるようです。

忘れかけていた私を思い出す
日々のしがらみや役割に追われ、本当の自分を見失いそうなとき。
あなたの中にすでに備わっている力を引き出すヒントをお届けします。
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